高橋孝一さんの「お山のこんぴらさん」第一部は好評のうちに終了した。
副題としては「芦田川水系の常夜燈」とありびんご南東部一帯の常夜燈を紹介していただいた。
芦田川にそそぐ川は、西から御調川・阿字川・出口川。神谷川・有地川、東から竹田川・高屋川・箱田川。これらが合流して本流となり、これに瀬戸川を加えて川口に至る。
それぞれの川を中心に各々十数個の常夜燈が分布している。今回取り上げられた数は161体。
その一つ一つを写真と共に場所・名称・建立年月日が示されている。そして作者独特の表現により興味深い説明が添えられている。まさに名作というにふさわしい記録集である。
常夜燈は心のふるさとであると共に風物誌である。
そういった思いを持つ人であなたの身辺にある常夜燈、それに心安らぐ石仏・石塔を紹介し、これに連なる思い思い出を綴ってみたら如何でしょうか?
尚「お山のこんぴらさん」第一部はバックナンバーに収め、皆様方の思い出の資料としたいと思います。 |
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